「進展期待できない」、日本の報道伝える=日中首脳会談で―中国紙

Record China    2008年10月15日(水) 10時58分

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14日、今月24日から北京で開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席するため、訪中する麻生太郎首相との初の日中首脳会談を控え、「未解決問題の解決には至らない」とする日本メディアの厳しい見方が報じられた。写真は東シナ海の平湖ガス田。

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2008年10月14日、今月24日から北京で開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会合に出席するため、訪中する麻生太郎首相との初の日中首脳会談を控え、新華社通信系のニュースサイトは「未解決問題の解決には至らない」とする日本メディアの厳しい見方を報じた。

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記事はまず、23日に北京入りする麻生首相は、滞在中に中国首脳との会談を予定しているとする日本メディアの報道を紹介。会談の内容は、両国の「戦略的互恵関係の強化」のほか、「中国製冷凍ギョーザ事件」や「東シナ海ガス田共同開発問題」などについての意見交換になると見られるが、日本側が再三求めている「冷凍ギョーザ事件」の真相究明は「汚染粉ミルク事件」の影響で遅れており、「解決までにはまだ相当長い時間がかかる」と報じられている。「今回はとりあえず双方の顔合わせ程度で終わるのでは」とするある事情通のコメントも紹介された。

記事は、未解決問題とは別に、今度の日中首脳会談では世界的な金融危機に対し日中が共同で安定回復を図るための話し合いが焦点になる、と指摘。「中国側は麻生政権の安定を待って、問題解決に本腰をいれるのではないか」と見る日本メディアの報道も伝えられた。(翻訳・編集/NN)

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