<中華経済>現代・起亜自の総輸入元2社への輸入許可を一時停止―中国

Record China    2008年10月14日(火) 13時46分

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14日付北京晨報によると、商務部はこのほど、韓国自動車大手、現代・起亜自動車の中国での輸入総代理店2社について、輸入許可証の申請を一時的に受理しないことを決定した。写真はヒュンダイ・クーペ。

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2008年10月14日、14日付北京晨報によると、商務部はこのほど、韓国自動車大手、現代・起亜自動車の中国での輸入総代理店2社について、輸入許可証の申請を一時的に受理しないことを決定した。中国政府が自動車輸入許可証の発行を一時停止するのは、6月のトヨタレクサスに続いて2例目。

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中国自動車流通協会が明らかにした。同協会は08年に入って以降、同2社に販売目標達成を狙った販売代理店への強制売りつけなどの行為があるとの訴えを相次ぎ受けた。

現代・起亜自は08年の中国での輸入車販売台数5万5000台を目標に掲げているが、9月末現在の販売台数は3万台。販売が伸び悩む中、中国の港に約5500台の在庫を抱えている。国内の販売代理店の在庫を加えればこの数はさらに拡大する。

専門家によれば、現代・起亜自がこの目標を堅持して輸入を続ければ、販売代理店の在庫はさらに増え、倒産に追い込まれる可能性もある。

同協会によれば、商務部は同2社に対し、販売代理店とのトラブルを解決するための策を講じない限り、輸入許可証の申請を受理しないことを通知した。

中国で05年4月に施行された「自動車ブランド販売管理実施弁法」によれば、輸入総代理店は輸入車の在庫管理、販売ルートなどをすべて掌握することが可能。このため輸入総代理店の中にはこの権利を利用して、利益のみを追求して販売代理店や消費者の利益を損ねる行為が存在する。(翻訳・編集/HI)

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