Record China 2008年10月13日(月) 4時53分
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12日、インドネシア食品安全当局が中国製クッキー「オレオ」からメラミンが検出されたと発表したことについて、同製品の製造販売元であるクラフト・フーズ社はこれを否定した。写真は中国のスーパーで売られるオレオ。
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2008年10月12日、江蘇省南京市の「揚子晩報」は、インドネシア食品安全当局が先月末にメラミン混入を発表した中国製「オレオ」ブランドのクッキーが、南京市のスーパーマーケットやデパートで通常通り販売されていると伝えた。
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有毒物質メラミンが検出されたとインドネシア当局が発表したのは、江蘇省南京市の工場が製造した米国「クラフト・フーズ」社の「オレオ・ウェハー・スティック」。南京市内では問題の商品のほかに、「ウェハー・バイツ」「オレオ・サンドウィッチ」など同工場が製造した商品が店頭に並んでおり、販売担当者によれば工商局や国家質検部門からいかなる通達も受けていないという。同省の工商部門と質検部門に問い合わせたところ、同様の回答があった。
中国でオレオの製造販売権を持つクラフト・フーズ社は11日緊急声明を出し、同社が中国で製造しているオレオ製品には中国現地で生産された牛乳成分は含まれていないと宣言した。一部商品については確かに牛乳成分を含んでいるがいずれも外国から調達したもので、中国産の牛乳ではないと述べている。また同社が独自に行った検査報告でもメラミンは検出されていないという。香港や韓国、タイ、マレーシアの地域でも中国産のオレオ製品からメラミンは検出されておらず、現在インドネシア当局に事実関係を確認中だと同社は説明している。(翻訳・編集/本郷)
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