<汚染粉ミルク>大手メーカー3社が初めて謝罪―中国

Record China    2008年10月12日(日) 18時2分

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12日、メラミン混入乳製品を製造販売していた大手メーカーの「蒙牛」、「伊利」、「光明」3社の代表が、同日夜に放送予定のテレビ番組にそろって出演し、消費者に向けて正式に謝罪した。写真は伊利の粉ミルク製造工場。

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2008年10月12日、中国中央電視台(CCTV)公式ホームページ上に、CCTV第2チャンネルにて同日午後10時より放送される「対話」の番組予告が掲載され、同番組にメラミン混入乳製品を製造販売した国内大手メーカー3社の代表が出演していることが判明した。「新華網」が伝えた。

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12日に放送される番組「対話」のタイトルは「牛乳の信頼」。番組予告では、「蒙牛」「伊利」「光明」3社の代表がそれぞれ1人ずつ出席。消費者に向けて、今回のメラミン混入製品の製造販売について正式に謝罪した。その後、各社はメラミン混入の原因と事件発生後の対応について説明を行った。

光明乳業の郭本恒(グオ・ベンホン)総裁は、「すべての乳業メーカーは今回の事件に関し根本的な責任を負っており、それぞれが自社の問題点と過ちをはっきりと認識すべきだ」と発言。蒙牛集団営業販売部の趙遠花(ジャオ・ユアンホア)総裁は「今回の事件を機に、乳業メーカー各社は製品の安全性確保と消費者の信頼回復に向けてゼロから新しくやり直さなければならない」と涙ながらに話した。

伊利集団の[革斤]彪(ジン・ビャオ)副総裁は、「現在、自社製品にはすべて安全検査合格証がついている」と説明。「これまでは合格証はなかったのか?」という質問に対しては「合格証はあったが、あくまでも工商局に見せるためのものだった」と告白。「今は消費者のための安全検査合格証だ」と説明した。(翻訳・編集/本郷)

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