<ラサ地震>被災者6万人超に―チベット自治区

Record China    2008年10月12日(日) 11時54分

拡大

11日、今月6日にラサ市当雄県で発生した地震で、10日までに被災者数6万1231人、死者10人、負傷者54人に上ったことがわかった。写真は7日、地震翌日の被災地の様子。武装警察チベット総隊が救援活動を行った。

(1 / 8 枚)

2008年10月11日、チベット自治区人民政府が開いた記者会見で、6日午後にラサ市当雄(ダムション)県で発生した地震の被害状況が発表された。新華社(電子版)が伝えた。

その他の写真

10日までの主な被害状況は次のとおり。経済的な損害状況は現在確認中。

被災した地区はラサ市、シガツェ(日喀則)地区、山南地区の10県に及び、被災者数は6万1231人、死者10人、負傷者は重傷者20人、軽傷者34人の計54人。

倒壊家屋は1471戸で、うちラサ市での倒壊家屋が1398戸、山南地区での倒壊家屋が34戸、シガツェ地区での倒壊家屋が39戸となっている。亀裂の生じた建物は1万2145戸で、うちラサ市が1万1811戸、シガツェ地区が334戸となっている。道路の損傷を受けた箇所は28km、損傷を受けた橋の数は11か所で、そのうちの1か所は損壊した。

チベット自治区政府宮蒲光(ゴン・プーグアン)副主席によると、今回の地震は近年の自然災害の中でも被害が深刻だとしている。(翻訳・編集/中原)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携