毛沢東専用機、1億2千万円で売却へ―広東省珠海市

Record China    2008年10月9日(木) 19時29分

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6日、中国建国の父・毛沢東が使用した専用機が、お役ご免のため売りに出されるという。理由は「駐車場を建設するスペースの確保」とか。毛沢東の出身地・湖南省湘潭市の住民からは「ぜひ買い戻そう」との声も上がっている。

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2008年10月6日、中華人民共和国建国の父・毛沢東がかつて使用した専用機が、お役ご免のため売りに出されるという。毛沢東の出身地・湖南省湘潭市の住民からは「ぜひ買い戻そう」との声もあがっているという。長沙晩報の報道。

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69年にパキスタンから購入した英国製3発ジェット旅客機・トライデントで、毛沢東、林彪、中央軍事委員会、国務院に分配された。うち1機が毛沢東の専用機とされ、その没後も86年まで使用された。99年に広東省の珠海日東集団が購入し、同市の日東広場に陳列されていた。保存状態は極めて良好。

所有主の珠海日東集団によると、この専用機を手放す目的は「広場に駐車場を建設するため」。近隣の商業施設などで駐車場が不足しており、広場の飛行機を移設するよう求める声が出ていたという。当初は広場への客寄せを目的として設置された飛行機だが、そのお役もこれにてご免となる。

売り出し価格は800万元(1億2000万円)となるが、これは飛行機の輸送代やこれまでの維持費などを回収する程度の金額だという。(翻訳・編集/愛玉)

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