与党議員が「チベット独立旗」、中国代表団が抗議の退席―チェコ

Record China    2008年10月8日(水) 17時21分

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8日、中国の代表団が9月25日、チェコ下院を訪問中、与党「緑の党」の議員が突然「チベット独立旗」を持って現れたため、途中で退席していたことがわかった。写真は長沙市の繁華街に建てられた「チベット独立反対」の看板。

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2008年10月8日、中国の全国人民代表大会常務委員会民族委員会の代表団が9月25日、チェコ下院を訪問中、与党「緑の党」の議員が突然チベット独立の象徴「雪山獅子旗」を持って現れたため、途中で退席していたことがわかった。環球時報が伝えた。

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在チェコ中国大使館は、直ちに書面でチェコ政府に抗議の意を表明した。「チベット独立旗」を掲げた議員の1人は、「中国の代表団に人権とチベット問題を提起したかった」と述べている。チェコ紙「The Prague Post」によると、今回の行為に対し他党議員は「チェコの恥」と批判的な見方をしている。

チェコでは今年7月、ミレク・トポラーネク首相がネクタイに「チベット独立旗」をつけて北京五輪開会式への参加を表明する記者会見に出席するなど、中国に対する批判的な姿勢が目立っている。特に、今回の騒動を起こした「緑の党」主席で環境相も兼任するマルチン・ブルシーク副首相は、「独立支持派」の中心人物として知られている。(翻訳・編集/NN)

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