鍵っ子たちの預かり所―江蘇省南京市

2006年9月4日、江蘇（こうそ）省南京（なんきん）市の瑯琊（ランヤー）路小学校の校門で、「小児家園」と書かれた看板を持つ赤ワンピース姿の中年女性の周りに、小学校1年生の児童が30人ほど集まっている。近所に住むこの女性は、子どもが食事や、ゲーム、勉強などができる施設「小児家園」を経営しており、この時は昼食の時間に合わせて子どもたちを迎えにきたという。仕事に忙しい両親が子どもに昼・夕食の世話をできない場合のサービスとして、この施設を利用する保護者は年々多くなっているという。しかし中には家事の手間を省こうと、児童の両親までがここで食事をとる家庭もあるとか。

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