パリで治安悪化、中国人を狙った強盗が多発―フランス

Record China    2008年10月3日(金) 13時11分

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1日、中国人の経営する衣類卸売店が集まるパリ11区で強盗事件が多発し、現地の中国人の間に不安が広がっている。白昼堂々、犯行に及ぶケースもあるという。写真はパリ。

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2008年10月1日、フランスで発行されるEU最大の中国語新聞「欧州時報」の報道によると、中国人の経営する衣類卸売店を狙った強盗事件が多発しており、白昼堂々、犯行に及ぶケースもあり、現地の中国人の間に不安が広がっている。中国新聞網が伝えた。

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9月25日午後5時頃、3人の強盗が拳銃を手に、ある中国人の経営する衣類卸売店に押し入り、店の売上金などを強奪。3人はその後も他の中国人の店に連続して押し入り、犯行を繰り返した。目撃者の証言によれば、犯人はいずれもアフリカ系。幸いけが人などは出なかった。これ以外にも、1か月ほど前には同区の別の店も強盗に遭っている。店員に店の金庫を開けさせ、現金などを奪い、店にいた中国人を縛り上げ逃走した。

事件が多発しているパリの11区には、中国人の経営する衣類卸売店が400軒以上も集まっている。現地中国人商工会議所の代表者は、白昼の犯行まで起き、地域一帯に不安が広がっているとし、現状では怒りのやり場もないと話している。犯行はいずれも計画的なもので、人の少ない店ばかりが狙われており、店内に多額の現金を置かないよう注意が促されている。(翻訳・編集/岡田)

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