体操女子選手の年齢詐称疑惑、いまだ晴れず―中国

Record China    2008年10月3日(金) 12時33分

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1日、中国人女子体操選手の年齢詐称疑惑について国際体操連盟が声明を発表し、北京五輪の金メダリスト5人について「規定年齢に達していた」とする一方、シドニー五輪銅メダリスト2人については「さらに調査を進める」とした。写真は疑惑渦中の董芳霄選手と楊雲選手。

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2008年10月2日、北京五輪開催前からくすぶっている中国人女子体操選手の年齢詐称疑惑について、国際体操連盟(FIG)は1日に声明を発表し、北京五輪の金メダリスト5人については「規定年齢に達していた」とする一方、シドニー五輪銅メダリスト2人については「さらに調査を進める」としたと伝えられた。新華社の報道。

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中国人女子体操選手の年齢詐称疑惑の発端は今年7月、米紙ニューヨーク・タイムズの報道。疑惑の対象は何可欣(ホー・カーシン)選手をはじめとする北京五輪の金メダリスト5人。五輪公式情報では参加資格の16歳を満たしているとしているが、過去の国内報道が公表したプロフィールから計算すると、16歳に達していないのでは?と報じられた。

この件について、国際体操連盟はこのほど「中国体操協会が提出した彼女らのパスポートや身分証、戸籍謄本などを参照した結果、年齢に問題ないと証明された」とした。

さらに9月になると、米・AP通信がさらなる年齢詐称疑惑を報道。00年に開催されたシドニー五輪の銅メダリスト・楊雲(ヤン・ユン)選手と董芳霄(ドン・ファンシアオ)選手も年齢を偽っていたと伝えた。根拠は選手らのTV出演時の発言やブログの記載内容だという。

両選手はすでに国家代表を退いているが、国際体操連盟は「証明材料が不十分」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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