Record China 2006年9月6日(水) 11時34分
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許昌博物館にたたずむ古代中国の架空動物「辟邪」。
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2006年9月5日、漢時代のものと見られる石製の「辟邪(へきじゃ)」が、河南(かなん)省許昌(シューチャン)博物館に移された。「辟邪」とは、古代中国でこの世の動物達の長と考えられた特別な霊獣「瑞獣(ずいじゅう)」であり、魔除けの神獣とも見なされた架空の動物である。説明によるとこの辟邪は今年8月15日、同市の襄城(シャンチョン)県穎陽鎮(インヤンツン)の、第一中学校で工事中の作業員により発見されたという。専門家はこの全長3m、高さ2m、重さ4トンもある大きな石辟邪は漢代(紀元前202〜紀元8年)のもので、少なくとも2000年の歴史はあると指摘する。
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