<中華経済>香港の不動産価格直近3カ月で10%下落、さらに年内10%値下がりか

Record China    2008年10月1日(水) 7時0分

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9月30日、香港全体の不動産価格が直近3カ月で計10%下落したことがわかった。業界では年末にかけてさらに10%下落するとみている。写真は香港。

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2008年9月30日、30日付中国新聞社によると、香港全体の不動産価格が直近3カ月で計10%下落した。業界では年末にかけてさらに10%下落するとみている。

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香港の不動産デベロッパー、利嘉閣地産の陳大偉董事は値下がりの要因について、「米サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融危機や、銀行による住宅ローン金利の引き上げが、新築、中古を含め香港の不動産に対する購買意欲を大きく削いでいる」と指摘した。現在の不動産取引量が今後も続けば、不動産価格は1週間当たり1%下落していくと予想した。

利嘉閣地産によると、香港の50物件を対象に行った調査では、22日からの1週間で成約した中古物件の数は193戸で、06年12月以来、85週ぶりの低水準を記録した。前週の216戸に比べると11%減となる。同週の不動産価格は0.6%下落し、直近3カ月の下落幅は10.9%に達した。(翻訳・編集/KS)

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