「粉ミルク買出し旅行」も影響、国慶節GWの海外旅行好調―広東省広州市

Record China    2008年9月28日(日) 22時50分

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27日、広州市の旅行市場で「国慶節」のGWを利用した海外旅行者数は昨年比約30%増と好調で、特に目立つのは米国路線の人気と、香港・マカオ方面への粉ミルク買出し旅行の激増だという。写真は牛乳を飲み安全性をアピールする河北省石家荘市副市長ら。

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2008年9月27日、「新快報」の報道によると、広州市の旅行市場で「国慶節」のゴールデンウィークを利用した海外旅行者数は昨年に比べて約30%増と好調で、特に目立つのは米国路線の人気と、香港・マカオ方面への粉ミルク買出し旅行の激増だという。

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広州市の大手旅行会社によると、最も人気が高いのは旅行解禁後初のゴールデンウィークを迎えた、カナダを含めた米国路線で、欧州やアフリカ、オーストラリア方面もほぼ満員の状態だとしている。

また、シンガポールやマレーシアなど東南アジア各国と日本、韓国方面は例年通り最も人出が多く、期間中の海外旅行者総数の50%以上を占めている。こうした中で唯一の不振はタイへの旅行で、通常は人気路線の1つであるにもかかわらず、今年は暴動の影響を受けて募集定員の10%未満という結果に終わっているという。

一方、広州市民にとって最も手近な「海外」である香港やマカオは、旅行日直前に申し込む例年のペースとは異なり、9月中旬から「粉ミルク買出し旅行ブーム」が巻き起こり、旅行者の激増状態が現在も継続している。粉ミルクを探して購入するために、時間が自由に使える「フリープラン」を選択する旅行者数が著しく増加。3つ星以下のホテルはほとんど満室状態になっているため、旅行会社では旅行者に対し早めの予約申し込みを呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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