娯楽施設での花火や爆竹が全面禁止に、ナイトクラブ火災で―中国

Record China    2008年9月25日(木) 18時55分

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24日、深センで20日に発生したクラブの火災事故を受け、23日、中国国務院が公共娯楽施設における花火や爆竹の使用を全面的に禁止することを決定した。写真は2月、大連の旧正月イベントでの爆竹。

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2008年9月24日、新華網によると、9月20日、深セン市内のクラブで花火が天井に引火したことによる火災が発生し、死者43人、負傷者88人を出す惨事となった。国務院安全生産委員会は事件を重く見ており、23日、公共の娯楽施設では花火や爆竹の使用を全面的に禁止することを決定した。

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同委員会の発表によれば、各施設に対する消防検査の強化を指示するとともに、ディスコ、クラブ、ホテル、レストラン、デパート、スポーツ施設などを重点的に検査するように求められており、非常口がふさがれている場合や、自動消火システムが機能していない場合、地下街などの非常口が消防基準を満たしていない場合、引火しやすいポリウレタンフォームの塗料が使われている場合に、十分な対策が行われないと営業停止になるとともに、公共娯楽施設での花火が全面的に禁止された。

また、火災発生の危険性について等級を設け、消防対策の実施状況などについても記録し、徹底した管理を行っていくという。(翻訳・編集/岡田)

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