2008年9月19日、中国外交部は温家宝首相が24日に訪米、国連総会に出席することを発表した。滞在時間48時間の間に会議など20以上もの日程が組み込まれる強行軍となる。中国新聞社が伝えた。

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国連関係の日程は国連ミレニアム発展目標に関するハイレベル会合開会式での講演、国連総会で中国政府代表としての演説、潘基文国連事務総長との会談が予定されている。また、さまざまな国家指導者と2国間、あるいは多国間の会議に臨む予定だという。国連関係以外の活動としてはニューヨークの華人華僑、中国系企業、留学生の代表との会談が予定されている。

北京五輪という華やかなイベントがあったものの、2008年は中国にとって四川大地震、経済問題など厳しい問題が噴出する一年となっている。また世界全体を見ても金融危機が波及し経済停滞が目立つ厳しい年となった。こうした状況下で温首相は国連及び国連ミレニアム目標への支持と世界平和の維持、調和のとれた世界的な繁栄を目指す中国政府の決意とを表明するもようだ。（翻訳・編集/KT）