住宅街周辺の夜間騒音、「45デシベル以下」に―中国

Record China    2008年9月20日(土) 14時51分

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19日、中国環境保護部と国家質検総局が騒音に関する新基準を公表した。住宅街などの周辺では、騒音が昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下に規制される。写真は青島のバー。

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2008年9月19日、新京報によると、国家基準によりディスコやスーパーなどの騒音が規制されることになった。

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環境保護部と国家品質監督検査検疫総局(国家質検総局)が合同で公表した「社会生活環境騒音排出基準」によれば、娯楽施設や商業施設の出す騒音が初めて規制される。環境保護部の関係責任者によれば、社会生活騒音とは、文化娯楽施設や商業施設の経営活動において発生する騒音。周辺の環境によって、規制される基準値が設定されるという。

具体的には、住宅街や医療施設、学校などの教育施設などの周辺では、昼間(午前6時〜午後10時)の制限値は55デシベル、夜間(午後10時〜午前6時)は45デシベル以下に規制されることになる。45デシベルという数値は、人が話す声に相当する騒音。また、騒音の発生源が病院や学校、機関、研究所、住宅など、騒音が伝わりやすい建物内の場合にも規制の対象となり、例えば、寝室などに伝わる騒音は昼間が40デシベル以下、夜間が30デシベル以下になるよう規制されるという。(翻訳・編集/岡田)

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