<神舟7号>乗組員3人が正式決定、初の船外活動も―中国

Record China    2008年9月16日(火) 15時44分

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16日、中国の次期有人宇宙船「神舟7号」が25日に打ち上げられる予定だが、乗組員3人が正式に決定した。 中国初となる船外活動も予定されている。写真は神舟7号の給油訓練の様子。

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2008年9月16日、中国網によれば、今月25日に打ち上げられる予定となっている中国の次期有人宇宙船「神舟7号」だが、その乗組員3人が正式に決定した。神舟7号では、中国初となる船外活動も予定されている。

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神舟7号の乗組員は、5号、6号にも参加した ●志剛(ジャイ・ジーガン/●=「羽」の下に「隹」)、6号に参加した劉伯明(リウ・ボーミン)と景海鵬(ジン・ハイポン)の3人。船外活動は、過去2回プロジェクトに選ばれているジャイ飛行士が行う可能性が最も高いという。ジャイ飛行士は42歳、黒龍江省チチハル市の出身で、1985年に人民解放軍の空軍に入隊。1000時間を超える飛行経験を持っている。

神舟7号は、9月25日午後8時から9時の間に打ち上げられる予定で、26日〜27日の午後に船外活動が行われると見られている。船外活動に使用される宇宙服は、その価格1億元(約15億円)以上。船外活動は約40分行われる予定になっており、宇宙空間で68時間の実験・調査を行った後、28日午後、地球に帰還する計画になっているという。

現在、酒泉宇宙センターでは神舟7号の打ち上げに使われるロケットや各種センサーの最終点検が行われるとともに、センター周辺では特別警戒態勢が敷かれているという。(翻訳・編集/岡田)

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