Record China 2008年9月12日(金) 15時58分
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11日、北京晩報は新疆ウイグル自治区最大の塩湖である艾比湖が干ばつによりその面積を大きく縮小していると伝えた。むきだしになった湖底は砂嵐の新たな発生源となり5000キロメートル以上も離れた地域に影響すると見られる。写真は艾比湖。
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2008年9月11日、北京晩報は新疆ウイグル自治区最大の塩湖である艾比湖が干ばつによりその面積を大きく縮小していることを伝えた。むきだしになった湖底は砂嵐の新たな発生源となり5000キロメートル以上も離れた地域に影響すると見られる。
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ジュンガル盆地南西に位置する艾比湖は新疆最大の潮湖、1950年代に1250平方キロメートルもの面積を誇っていた。ところが周辺地の開発や農・工業用水の取得が進むにつれ湖水は減少を続け、1970年代には600平方キロメートルにまで縮小。90年代には環境対策が功を奏し、1000平方キロメートルを越えるまでに回復したが、2006年からの干ばつが大きな被害を与えた。今年は50年に一度の大干ばつと言われ、湖の面積は400平方キロメートルを切っている。
このままでは夏、秋の乾期には湖がなくなる季節湖になる可能性もあり、ひいては完全に消失する可能性もあると見られている。むきだしとなった湖底は風に削られて0.02マイクロメートルという微少な粒子が発生、砂嵐として5000キロメートル以上遠方に届くという。(翻訳・編集/KT)
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