<赤ちゃん結石><続報>南京でも6人を確認、やはり粉ミルクが原因か―江蘇省南京市

Record China    2008年9月11日(木) 14時13分

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11日、中国甘粛省で腎臓や尿路の「結石」を発症する乳児が相次ぐ中、江蘇省南京市でも今年3月から10人の乳児が、同じ症状で病院に担ぎ込まれていたことが新たにわかった。いずれも粉ミルクを飲んでいた赤ちゃんだという。写真は甘粛省で「結石」にかかった赤ちゃん。

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2008年9月11日、中国甘粛省で腎臓や尿路の「結石」を発症する乳児が相次ぐ中、江蘇省南京市でも今年3月から10人の乳児が、同じ症状で病院に担ぎ込まれていたことが新たにわかった。いずれも粉ミルクを飲んでいた赤ちゃんだという。地元夕刊紙「揚子晩報」が伝えた。

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南京鼓楼医院泌尿科外科の孫西●(=金にりっとう、ソン・シージャオ)教授は今年3月以降、南京児童医院から乳児10人分の結石の標本を相次いで受け取った。それらは、エコーやCTでは確認できるにも関わらずレントゲンには映らないという「今までに見たことがない種類のもの」。患者は全員粉ミルクで育てられていたが、関連性については「直接の患者ではないので、詳しく調べることが出来ない」という。

だが、孫教授は粉ミルクに原因がある可能性が「極めて高い」という見解を示す。今年7月、尿路結石で36時間も排尿がなかった双子の赤ちゃんの1人を診察した時、「双子のもう1人は母乳で育てられていて、何の問題もなかった。家族の病歴を見ても先天性の病気とは考えにくい」と判断したという。

南京市内ではこのほか、別の病院でも同じ症状の赤ちゃん5人が確認された。うち1人は集中治療室(ICU)で手当てを受けているという。(翻訳・編集/NN)

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