少林寺の「閉関式」に、世界のカンフー達人37名が参加―河南省洛陽市

2006年9月1日、世界から選ばれた37人のカンフー達人が、河南（かなん）省洛陽（らくよう）市嵩山（ソンサン）県の少林寺に集まった。少林寺住職が主催する「閉関式」を行った後、この37人は9日間寺に閉じ込もり、世間を忘れ外の人に会わず、すべての雑念と誘惑を排除し、一心に経を読みカンフーの修行を行う。彼らは9月9日に少林寺の最高試練である「18銅人の試練」を受けることになっており、それに通過した者だけが少林寺から出ることができる。達人たちの間で、かつてなかったような武術界の覇権争いが行われるのだ。聞くところによると、今回少林寺は特別に、1500年近く一度も開放されたことのなかった立ち入り禁止地「禅房」を彼らに提供し、ここで選手たちがカンフーを研究できるようにとりはかうという。修行開始後、選手たちは寺院の僧侶と一緒に住み、食事と修行を共にする予定だ。

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