初恋が忘れられない!嫉妬に狂った妻、離婚までの“壮絶な10年”―江蘇省揚州市

Record China    2008年9月7日(日) 23時4分

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4日、妻が離婚に同意するまでに、10年間の年月と想像を絶する苦難を乗り越えてきた男性。彼は初恋の女性が忘れられず、「性的不能」と偽って妻との夫婦生活を拒んでいたという。写真は離婚登記所と離婚証。

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2008年9月4日、江蘇省揚州市の「揚子晩報」は今年8月28日に離婚が成立したある夫婦の壮絶な物語を紹介した。

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揚州市在住の王さん(男性)は13年前に最愛の恋人と別れた。高校時代からつきあっていた2人は、北京の大学に仲良く合格。4年間を一緒に過ごしたが、彼女は北京市で就職。王さんは故郷の河南省に戻らねばならず、2人は泣く泣く別れた。王さんは重い病に倒れた父親の「生きているうちにお前の結婚式が見たい」という希望をかなえるため、親戚が勧める李さんと結婚した。

まもなく王さんは揚州市に単身赴任。妻は夫の両親と暮らす別居生活が続いた。その後、妻が夫のいる揚州にやってきて2人は同居し始めたが、夫は「自分は性的不能者」だと宣言。妻との性生活を拒み続けた。

10年前のある日、いつも夫が鍵をかけてある机の引き出しに鍵がかかっていなかった。妻はそこに夫と恋人との昔の交換日記を発見。それを読み夫が性的不能者ではなく、今も昔の恋人を愛していることを確信。怒り狂って、この日から夫の職場に毎日押しかけて騒ぎを起こし、夫は辞職に追い込まれた。01年に夫は裁判所に離婚調停を求めたが、妻が自殺を図ったためこれを撤回。妻はさらに「今度離婚を要求したら、お前の家族を皆殺ししてやる」と夫を脅した。

妻が怖くなった王さんは、遠く離れた新疆ウイグル自治区にある油田で技術者として働くことに。そこで3年間働き、この夏に揚州に戻った。改めて離婚を切り出した夫に妻は逆上。包丁を投げつけられた夫は離婚専門のコンサルタントに依頼して妻を説得してもらい、ようやく離婚にこぎつけたという。

王さんは「軽率に結婚したために妻を傷つけてしまった」と深く反省している。(翻訳・編集/本郷)

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