異常発生した害虫の「空襲」受ける大都市―江蘇省南京市、上海市

Record China    2006年9月1日(金) 12時2分

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トビイロウンカは古来飢饉をもたらす原因ともなったイネの害虫。中国大陸から日本へも、気流に乗って飛来してくる。

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2006年8月30日の早朝、蘇(こうそ)省南京(なんきん)市と上海市が、無数の小さい羽虫による「空襲」を受けた。両市の市民によると、「まるで雨が降るように虫が舞い下りてきた」という。上海昆虫博物館の劉憲偉(リュウケンイ)氏の説明によると、この虫は「トビイロウンカ」というイネに寄生する害虫とのこと。普通農村部に生息するはずのこの虫が、どうして都市部で大量発生したのか。その原因は台風や降雨などの影響により、長江流域と長江淮河の流域で、このトビイロウンカが2005年を上回って大発生したためだという。

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