Record China 2008年9月2日(火) 2時34分
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24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を飲んだ「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第7回は、陸上のイギリス代表、ポーラ・ラドクリフ選手。写真は北京五輪でのマラソン競技の様子。
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2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を飲んだ選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。
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陸上のイギリス代表、ポーラ・ラドクリフ選手(34)は、現在、誰もが認める世界最高のマラソンランナーである。03年に彼女が打ち立てた世界記録がいまだ破られていないのが何よりの証拠だ。その彼女が、心の底から渇望しているのが五輪のメダル。
96年のアトランタ大会以来1枚のメダルも獲得していない彼女にとって、4度目の五輪・北京でのメダル獲得は絶対に外せないはずだった。しかし、今年4月に左大腿骨を疲労骨折。調整して北京に臨んだが、競技中に故障再発という悲劇に見舞われる。何とか完走には漕ぎ着けるものの、足を引きずってのゴールとなり、ついに1枚のメダルも手にすることなく失意のうちに大会を終えた。
■ポーラ・ラドクリフ (34)
1973年生まれ、イギリス出身の陸上(長距離)選手。女子マラソンの世界記録保持者(2時間15分25秒)。マラソンには02年4月に初出走、いきなり歴代2位(当時)の記録を叩き出す。以後、数多くの世界大会でクロスカントリーや1万メートル、マラソン競技を制覇。ぜん息を持病にもち、07年1月に一児を出産した母。果敢に挑んだ北京五輪では23位と奮わずに終わった。 (翻訳・編集/愛玉)
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