Record China 2008年8月31日(日) 12時1分
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30日、青海省水利部門の発表によると、青海省の砂漠化が毎年10万ヘクタールの早さで拡大しつつある事がわかった。写真は砂漠化の深刻な青海湖周辺。
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2008年8月30日、青海省水利部門の発表によると、青海省の砂漠化が毎年10万ヘクタールの早さで拡大しつつある事がわかった。また、砂漠から吹いてくる砂が黄河上流にある水力発電所のダムに流れ込み、その量は890万立方メートルに及ぶという。人民日報海外版が伝えた。
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青蔵高原に位置する青海省はその地理と特殊な気候条件から、植物が育ちにくく、土壌の浸食や土砂の流出が激しい。調査によると、軽度以上の土砂流出面積は35万平方キロメートル、総面積の49%を占めている。
現在青海省の東西1100km、南北640km一帯に渡って砂漠化が進んでおり、20世紀末の砂漠化速度は毎年平均31.6万ヘクタールだった。現在その勢いは若干弱まっているものの、なお毎年9.7万ヘクタールの速度で拡大している。青海湖に積もる砂埃の量は毎年987万トン。大型水力発電所のある龍羊峡ダムには、毎年890万立方メートルの砂が流れ込み、年間発電量を24億キロワット時減少させている。(翻訳・編集/中原)
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