<北京五輪特集・悲劇のアスリート5/10>「納得いかない事態」に首をかしげる黄珊汕(トランポリン)

Record China    2008年8月30日(土) 23時15分

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24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を飲んだ「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第5回は、トランポリンの中国代表、黄珊汕選手。

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2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を飲んだ選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。

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トランポリンの中国代表、黄珊汕(ホアン・シャンシャン)選手(22)は、同競技で中国初のメダリストとなったパイオニア。当然、今大会では金メダルを期待されていたが、まさかの転倒で予選敗退という屈辱を味わう結果となった。トレーニング中、一度もミスをしたことがなく、平常心で乗り切るだけの部分で犯した大ミス。その瞬間、頭が真っ白になったという黄選手は「どうしたって納得いかない」と、悔しさを隠さない。「10数年の間、わたしを育ててくれたコーチに申し訳なくて。彼はわたしよりもっと失望していると思うから」と、次大会でのリベンジを固く誓った。

■黄珊汕(ホアン・シャンシャン) (22)

1986年、中国・福建省出身のトランポリン選手。わずか4歳で体操をはじめ、8歳で省代表チームに、トランポリンに転向した後、16歳で国家代表チームに選出。2004年のアテネ五輪では銅メダルを獲得、中国人選手として同競技初のメダリストとなった。07年の世界選手権での銀メダルほか、多くの国際大会にトップ入りしている。(翻訳・編集/愛玉)

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