Record China 2017年12月21日(木) 23時50分
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20日、中国のポータルサイト・網易に、日本のショッピングセンターに見られる細部にわたる配慮について紹介する記事が掲載された。写真は三越。
2017年12月20日、中国のポータルサイト・網易に、日本のショッピングセンターに見られる細部にわたる配慮について紹介する記事が掲載された。
記事は、「日本のショッピングセンターを訪れると、男性も女性も、たとえ言葉が通じなくても、ほとんどの観光客はみんなこらえきれずに商品を買ってしまうだろう」とし、人々が思わず買ってしまう魅力について紹介した。
記事がまず挙げたのは、「健康で安心な食べ物を売ること」。記事は例として渋谷ヒカリエを挙げ、パンの焼き上がり時間を知らせる表示があったり、弁当売り場ではビタミンが不足している人や栄養バランスを重視する人向けと分かるように色の異なるシールが貼ってあることを紹介した。
2点目は「客の意見に耳を傾けること」。日本の多くのショッピングセンターやデパートでは「お客様の声」といった掲示板があり、顧客の意見は批判も含めてすべて掲示して対応策も示していることを挙げた。
3点目は「ペット用の水栓があること」。ペットを連れた客が多い場所もあり、こうしたサービスが提供されていると紹介した。
4点目は「完璧な設備のベビールーム」。記事は「室内には授乳室やおむつ交換台などの設備があり、赤ちゃんの身長と体重を計ることができる機械も。ベビールームは男性でも利用できるようになっているが、授乳室は別になっている。困った時に店の従業員を呼ぶことができる非常用ボタンも備えている」と紹介した。
5点目は「子どもや障害者に対する配慮」。記事は「入口にベビーカーや車椅子が備えてあり、無料で利用できる。場所によっては消毒用のウエットティッシュも用意されている」と伝えた。
6点目は「店員の徹底した礼儀正しさ」。記事は、「目と目を合わせた歓迎のあいさつ、目で見送りながらのあいさつ。辛抱強く受け答えし、何度もうなづきながら聞いてくれる。そして、すべての過程で笑顔を絶やさない。もしクレームがあり、たとえ自分の責任ではなくても謝罪する。できることであれば何でも対応する」と日本のサービスを絶賛した。
7点目は「利用者のための基礎設備」。記事は三井アウトレットパーク木更津を例に挙げ、「20万平方メートル以上の敷地に248店舗、5000以上の駐車場がある。広い敷地でもごみ箱の周りはきれいに清掃され、こうした環境は利用者も清潔に保とうと触発される」と評している。
8点目は「雨の日の配慮」。記事は、「入り口には自動で傘をビニールカバーに入れられる機械が用意され、客は傘を借りることもできる」とした。
9点目は「大型のロッカー」。記事は「スーツケースを持った海外からの観光客のために、無料で大きな預けられるロッカーが設置されているところもある」と紹介した。
10点目は「人に優しいトイレ」。トイレ内には赤ちゃんを載せられる椅子や、子ども用に小さな便器や手洗い場所があることを紹介している。
記事ではこのほか、「店員がひざまずいてサービスしてくれる」ことや、速度が遅いエスカレーターなど「高齢者に配慮した設計」、駐車場から車が出る時にライトが点灯して歩行者に知らせる「安全設計」、「果物や野菜に産地名や生産者名がある」こと、「営業中は掃除をしない」ことなどを挙げている。(翻訳・編集/山中)
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