Record China 2008年8月22日(金) 10時22分
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21日付香港・経済通によると、中国石油大手の中国海洋石油有限公司(CNOOC)が、ナイジェリア南部のニジェール・デルタ地域で展開する油田開発から撤退することを決めた。
2008年8月21日、21日付香港・経済通によると、中国石油大手の中国海洋石油有限公司(CNOOC)が、ナイジェリア南部のニジェール・デルタ地域で展開する油田開発から撤退することを決めた。
撤退するのは「OPL299」油田区での開発。同社は06年1月27日、ナイジェリア側から同油田区の権益35%を取得することで合意した。取得価格は6000万米ドル。
中国海洋石油の関係者によると、作業コストや、残り埋蔵量、油田探査に対するリスクなど総合的に判断し、他の海外油田と比較した結果、同油田からの撤退を決めた。現在は撤退作業について、ナイジェリア側と協議を進めているという。
同社がこれまで手がけていたナイジェリアでの油田開発は2カ所。残る1カ所の開発は今後も進め、09年初頭から生産を開始する見通し。(翻訳・編集/KS)
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