韓国の駐中国大使、文大統領の指示で予定変更し「南京事件」追悼式典出席―中国メディア

Record China    2017年12月14日(木) 10時20分

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13日、中国メディアの環球網は、「南京大虐殺」犠牲者の追悼式典に韓国の盧英敏駐中国大使が出席したと伝えている。写真は南京大虐殺記念館。

2017年12月13日、中国メディアの環球網は、「南京大虐殺」犠牲者の追悼式典に韓国の盧英敏(ノ・ヨンミン)駐中国大使が出席したと伝えている。

日中戦争中の1937年に中国・南京を占領した旧日本軍が多くの中国人を殺害したとされる「南京大虐殺」から80年を迎えた13日、南京市の「南京大虐殺記念館」で追悼式典が行われた。

記事が韓国・聯合ニュースの報道として伝えたところによると、盧大使は当初、同日から中国を訪問する文在寅(ムン・ジェイン)大統領を出迎えるため、北京首都国際空港に向かう予定だった。だが文大統領の指示を受けてスケジュールを変更し、前日に南京へ向かったという。駐中国大使館の関係者によると、当初は駐上海の総領事と駐北京の公使が出席する予定だった。

文大統領は北京で中国在住韓国人と懇談し、「今日は南京大虐殺から80年にあたる追悼の日だ。韓国人は中国人が経験したこのつらい事件に深い同質感を持っている」とし、「私と韓国人は同病相哀れむの気持ちで犠牲者たちを哀悼し、痛みを抱える多くの人々にいたわりの言葉を差し上げたい」と語ったと伝えられている。(翻訳・編集/柳川)

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