<北京五輪・関連>「クビしめ王子」の「中国サッカー=ブラジル卓球」発言にコーチが反論

Record China    2008年8月21日(木) 7時14分

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19日、13日にブラジルチームに敗れた中国サッカーチームの李選手が「中国のサッカーはブラジルの卓球レベル」と発言したことに対して、ブラジル卓球チームのコーチが反論した。写真は13日、男子サッカー中国対ブラジル。

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2008年8月19日、13日にブラジルチームに敗れた中国サッカーチームの李[王韋]鋒(リー・ウェイフォン)選手(DF)が「中国のサッカーはブラジルの卓球レベル」と発言したことに対して、ブラジルチームで19年間コーチを務めている韋建仁(ウェイ・ジエンレン)氏が「ブラジル卓球チームは中国に勝ったこともある」と反論した。新華網が伝えた。

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この発言、日本でも有名になった「クビしめ王子」こと李[王韋]鋒選手の発言だ。しかし、これに対してブラジルでコーチを務める中国出身の韋建仁氏はブラジル卓球の実績を語りながら、反論した。

「ブラジルチームは決して弱いチームではない」。96年のアトランタオリンピックではベスト16入りを果たしたし、世界選手権ではアトランタで金メダルを獲った中国の孔令輝(コン・リンフイ)選手を下したことも、アテネの金メダリスト、韓国の柳承敏(ユ・スンミン)選手を下したこともある。実際に今回の五輪でも柳承敏を団体戦の中で破っている。

ブラジル卓球は確かに世界的に見れば決して強いとは言えない。しかし、パン・アメリカ卓球大会では中国出身の選手を多く擁した他国のチームを破っている。また、卓球自体も小中学生に人気のスポーツとなっている。ブラジルでは卓球は発展を続けている最中だ。「李選手を恨むことはないし、無知だとも思わない。彼の発言で逆にブラジル卓球の力が注目されたのだから」と韋コーチは語る。(翻訳・編集/小坂)

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