The World Video 2017年12月12日(火) 20時0分
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10日、紛争地域での性暴力の被害女性25人が世界人権デーを記念して韓国の元慰安婦らに送ったメッセージ映像が話題となっている。
2017年12月10日、紛争地域での性暴力の被害女性25人が世界人権デーを記念して韓国の元慰安婦らに送ったメッセージ映像が話題となっている。
韓国の「日本軍性奴隷問題解決のための正義記憶財団」は8日、フェイスブックに1本の動画を公開し、「世界人権デーを前に12の紛争国の性暴力被害女性らから日本軍性奴隷制被害者らにメッセージが届いた」と明らかにした。
財団は映像について「登場する女性らは紛争地域で性暴力の予防や撤廃、世界の性暴力被害者を支援するために設立された『ムクウェゲ財団』のキャンペーンの一環として制作されたもの」と説明した。映像は「韓国だけでなく他の国の慰安婦生存者らも歴史を消そうとする日本政府の行動に憤慨している」とのメッセージで始まり、その後に紛争地域のウガンダ、コンゴ民主共和国、ボスニア、ギニアなど12カ国の女性が登場する。
コロンビアの女性は「勇気と根気で諦めないあなたたちの戦いに大きな刺激を受けている」とし「平和な世界が実現すると信じている」と述べた。その上で「女性が道や家、公共の場などどこにいても安全だと感じられるその時まで、私たちは戦い続ける」と主張している。コンゴ民主共和国の女性は「日本政府が歴史を認めるまでこの傷は癒えない」とし、「最後まで戦わなければならない。今の政府は認めずとも、未来の日本政府は分からない」と述べた。
また、別のコンゴ民主共和国の女性は「あなたたちの勇気と根気に拍手を送りたい」とし、「忍耐強く根気のあるあなたたちを見るたびに、まるで私自身がより強い人間になったような気持ちにさえなる」との応援メッセージを伝えている。
紛争地域の性暴力被害女性25人は先月28日にも、日本政府を批判する声明を発表していた。声明は「日本政府の不誠実な態度を私たちは受け入れられず、この状況を認めない」とし、「全ての被害者の基本的人権の保障と正義が実現するよう、日本軍性奴隷被害者らと団結してより大きな声を上げていく」と主張した。(翻訳・編集/堂本)
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Record China
2007/3/28
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