<北京五輪>参加することに意義、「成績やメダルだけではない」―中国代表団

Record China    2008年8月18日(月) 15時50分

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17日、中国代表団の副代表が、最終的な金メダル獲得数でアメリカを上回るかとの質問に、好成績を残すことやメダル獲得ばかりが五輪参加の目的ではないと答えた。写真はバドミントン男子シングルスで金メダルを獲得した林丹選手。

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2008年8月17日、中国新聞社によれば、中国オリンピック代表団の崔大林(ツイ・ダーリン)副代表が記者会見の席で、最終的な金メダル獲得数でアメリカを上回るかとの質問に「中国は金メダル獲得で特定の国を上回ることを目的に参加しているのではないし、その予想もしない」と答えた。

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16日夜までの時点で、中国は金27個、銀13個、銅7個、合計47個を獲得しており、金メダル獲得数で首位に立っている。金獲得2位はアメリカだが、メダル総数では金16個、銀16個、銅22個と、合計54個で中国を上回っている。これについて崔副代表は「メダル獲得総数はその国のスポーツ界全体のレベルを反映している」とし、アメリカの実力を賞賛。さらに、「球技などの分野では中国のレベルはまだまだ低い」と述べ、「後半の競技では中国はメダル獲得が難しくなるだろう」と予想し、メダル獲得総数もそう多くはならないだろうと率直に語った。

そのうえで「優秀な成績を残すことだけが、オリンピック参加の唯一の目的ではない」と語り、オリンピック参加を通じて、世界各国の選手との交流を深め、オリンピック精神を貫くことが重要であり、中国は北京オリンピック成功に向けて最大限の努力を続けると述べた。(翻訳・編集/岡田)

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