「キム・ヨナのライバル」浅田真央さんが初マラソンで完走=韓国ネットから“異例”の賛辞「本当にすごい」「チャレンジを応援するよ」

Record China    2017年12月11日(月) 23時0分

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11日、引退したフィギュアスケートの浅田真央さんが初マラソンに挑戦し、4時間34分13秒で完走したニュースが韓国でも大きく報じられた。写真はフィギュアスケート現役時代の浅田真央さんとキム・ヨナさん。

2017年12月11日、引退したフィギュアスケートの浅田真央さんが初マラソンに挑戦し、4時間34分13秒で完走したニュースが韓国でも大きく報じられた。

日本の報道によると10日(現地時間)、米ハワイ州でJALホノルルマラソンに出場し42.195キロを走り終えた真央さんは、「タイムの目標(4時間30分)を達成できなかったので80点」と振り返りながらも、金色に輝く完走メダルをかけられ「久しぶりの金メダルでうれしい」と笑顔を見せた。

今年4月の引退後、アイスショーやCM出演などの活動をしていた真央さんだが、人生の新たな挑戦として、9月からフルマラソン出場に向けたトレーニングを開始していた。

韓国では大手メディアもこぞってこのニュースを報じたが、その多くが「キム・ヨナのかつてのライバル、浅田真央」と冒頭で表現し伝えている。韓国で真央さんは、同国の元フィギュア女王でやはり現役を引退したキム・ヨナさんと、こうして常に並べて語られてきた。そして、韓国で「国民の妹」と呼ばれたヨナさんの人気の高さも多分に影響し、韓国での真央さんへの風当たりは厳しいものがあったのも事実だ。

4月の真央さん引退の際には、「ヨナとの実力の差は一目瞭然だった」「実力が人気に追い付いていなかった」といった評がネット上で上がり、今年10月、平昌(ピョンチャン)五輪での2人の共演話が出た際には、「(真央さんを)ヨナと同レベルで扱うのはやめて」とヨナさんファンらしき人からの声も出ていた。

しかし今回の初マラソン完走の報に寄せられた韓国ネットユーザーの声をみると、「立派だ!」「本当にすごいね」「途中で諦めずに完走したことに拍手」「タイムも相当じゃないか」と、真央さんをたたえるものが圧倒的に多い。

他にも「すてきな挑戦!」「チャレンジを応援するよ」といった応援や、「スターは違うねえ」「永遠なるスポーツウーマン、美しい」といった賛辞がずらり。また今回で真央さんの見方が変わった人もいたようで「精神力が弱いのかと思ってたけど、見事だ。ファイト!」との声も。

さらに、こうしたコメント欄を眺め「ヨナのライバルだった時には悪意コメントだらけだったけど、前向きな姿を見せてくれたから称賛が集まっているね」と感心する声もあり、「いつまで『キム・ヨナのライバル』と見出しにつけるんだ?」とメディアの報道に疑問を投げ掛ける人もいた。(編集/吉金

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