沈み傾いたアパートの補修工事―浙江省杭州市

Record China    2006年8月28日(月) 23時34分

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たくさんのジャッキを用いて傾いた建物をまっすぐに戻し、沈下を直す工事が行われている。

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2006年8月27日、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市湖墅南路にある6階建てのアパートが、168個のジャッキで持ち上げられている。このアパートは1993年に建てられたもので、重量は約6000t。運河が近くにあるため土台が柔らかく、その軟土層は地下37〜38mまで続いている。建設工事が行われた時に基礎部分がきちんと処理されなかったため、2001年に検査が行われた時、第6棟と第8棟がひどい沈下状態にあることが分かった。杭州市家屋安全鑑定所によると、第6棟は東へ180?傾き、8棟は東へ170?北へ150?傾いていたという。今後さらに沈下することを懸念して、政府は住民と協議の末、このアパートの工事を決定した。費用160万元(約2400万円)は、すべて政府が出資するということで解決した。現在工事が行われているが、住民の生活はいつも通りだという。

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