Record China 2017年12月6日(水) 15時40分
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6日、中国メディアの観察者網が、日本メディアの報道を引用し、京都市嵐山で英語、中国語、韓国語の3カ国語による救急車のアナウンスを流す取り組みが行われていると伝えた。写真は救急車。
2017年12月6日、中国メディアの観察者網が、日本メディアの報道を引用し、京都市嵐山で英語、中国語、韓国語の3カ国語による救急車のアナウンスを流す取り組みが行われていると伝えた。
記事は、嵐山周辺は道路幅が3〜4メートルほどの竹林のこみちなど、幅の狭い所が多いが、観光客も多いため、救急車の通行の妨げになるケースが多いと紹介した。
嵐山を管轄する右京消防署によると、数年前から外国人が道をふさいで、救急車が走行に手間取るケースが増えているという。しかも、救急車のサイレン音は外国より小さいため、協議した後、嵐山地区で3か国語でのアナウンスを始めたとのだという。しかし、現時点では試験的な段階だと記事は伝えた。
外国語でのアナウンスは、京都外国語大学の学生によって翻訳・録音が行われた。京都市消防局は、「走行しながら外国語でアナウンスを流す救急車は日本でも珍しい」と述べているという。
記事はこれに対する日本のネットユーザーの反応を紹介。「大阪でも必要」「こうしないと避けない外国人観光者がいるということだ」など、取り組みを支持する声がある一方、「海外旅行中で外国にいたとして、普通は救急車が来たら邪魔にならないよう避けるもんだろう。これは言葉の問題か?」「どこの国でもサイレンを鳴らしながら走っていたら緊急車両だとわかる」というコメントもあり、言葉の問題だけではないとの意見もあったようだ。
また、「英語と日本語だけで十分」「日本の観光地で中国語や韓国語を聞きたくない。そこまで気を遣う必要はない」など、否定的なコメントも少なくなかったと記事は伝えている。(翻訳・編集/山中)
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