2008年8月8日午後8時8分(現地時間)から始まる北京五輪の開会式にあわせて、北京市内の映画館やスーパー、百貨店では大部分の店舗が休業または閉店時間の繰上げを実施するという。北京紙「京華時報」が伝えた。

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開会式を迎えた8日、北京市内の映画館は大部分が臨時休業。営業している一部の映画館も午後6時までには終了する。また、通常は金曜日に実施されている週末のオールナイト営業も土曜日に変更された。

映画館の関係者は「臨時休業や営業時間の変更は強制規定ではないけれど、北京五輪は中国人にとって最も重要な出来事だから、この時間帯には誰も映画を見に来ない。それに社員もみんな生放送を見たがっているから」と営業効率面だけでなく、社員の士気も考慮した結果だと説明する。

スーパーマーケットや百貨店は、店舗によって多少の差はあるもののいずれも閉店時間を繰り上げ、早いところでは午後4時、遅いところでも午後7時半には営業終了の予定になっている。

なお、臨時休業や営業時間の変更は、開会式の行われる8日だけで、9日からは通常営業に戻る予定だという。（翻訳・編集/HA）