Record China 2008年8月9日(土) 7時39分
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7日、先月人口2300万人となった台湾は祝賀ムードにあふれているが、今年の台湾の総出生率は世界最低。このままの状態が続けば、今世紀末に人口は1200万人にまで減少するという。写真は台北市内。
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2008年8月7日、中国の「環球時報」は台湾の「時報週刊」最新版からの転載として、台湾の総出生率が世界一低いことを伝えた。
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今年7月11日、台湾で2300万人目の赤ちゃんが誕生した。全島が祝賀ムードに包まれている台湾だが、実は総出生率が今年世界で最っとも低くなり、「この状況が改善されなければ、台湾の人口は今後30年ほどで2000万人を割り込む」と国連が警告する事態に。
現在、台湾の総出生率はわずか0.11%しかないため、このままでは2020年に人口は減少に転じ、2050年には2000万人、今世紀末には1200万人になるという。
台湾の総出生率の低さは、婚姻率の低さに起因する。昨年は、結婚適齢期の男性の3分の1が未婚、女性は5分の1が未婚で、しかも「子供を生むなら1人」と決めている夫婦は過半数。子供2人を望む夫婦は40%に満たず、3人以上は10%ほどで、少子化は進む一方。
最近では「台湾に戦争は必要ない。子供を生まねば、すぐに滅亡する」というブラックユーモアも登場しているとか。(翻訳・編集/本郷)
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