生ゴミからメタンガス、アジア最大のゴミ発電所が運転開始―上海市

Record China    2008年8月4日(月) 7時21分

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8月2日、上海市浦東新区老港に建設されたアジア最大のゴミ再利用発電所が7月下旬から運転開始。2億元(約30億円)を投じた発電所が本格稼動すると上海市のゴミの7割を処分できる。写真は上海でのゴミ分別。

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2008年8月2日、上海市浦東新区老港に総額およそ2億元(約30億円)を投じて建設された、アジア最大のゴミ再利用発電所「上海老港生活ゴミ埋め立て発電所」が7月下旬に一部運転を開始した。経済ニュースサイト「中国経済網」が同発電所をレポート。

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同発電所は上海老港再生能源有限公司(会社)が設立。出資企業の1つである上海環境集団有限公司の陶小平(タオ・シャオピン)総裁は「すべてのプロジェクトが完成したあかつきには、この発電所で処理されるゴミの量は年平均292万tに達し、年間発電量は1億1000万kwにのぼる」と話し、上海市の電力供給問題を解消するのに役立つとの自信を見せた。

同発電所の建設工程は1期から4期にかけて行われ、総敷地面積は6万5000平方km。1日に処理できる生活ゴミは8000tで、全市のゴミの7割以上を占める。計画では2010年にすべての建設が完了し、アジア最大規模のゴミ再利用発電所になるとのこと。ゴミを埋めて発生するメタンガスを利用した発電システムを12基建設し、総発電容量は15兆wになる見込み。(翻訳・編集/本郷)

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