<点描・北京五輪>朝倉浩之の眼・五輪開幕式のリハーサル開催、会場周辺は大パニック!

Record China    2008年8月2日(土) 5時23分

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8月8日の北京五輪開幕を控え、開会式の最終リハーサル1回目が7月30日夜8時から国家体育場(愛称:鳥の巣)で実施された。写真は会場付近に集まる人々。

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8月8日の北京五輪開幕を控え、開会式の最終リハーサル1回目が7月30日夜8時から国家体育場(愛称:鳥の巣)で実施された。

今回の最終リハーサルは観客の入場が許される“公開型”。ただし、会場にはカメラ、ムービーはもちろん、カメラ機能つきの携帯電話の持ち込みも禁止され、午後6時から行われた入場者を対象にした安全検査には、30m以上の長い列が出来た。これは、開会式の詳細について国家機密級の保護を行っていることからくる。ただ、「秘密」のわりには、7万人の観客を入れたことによって、韓国メディアがその詳細を暴露してしまうという「大事件」が起き、今、中国では大論争となっている。その点については後ほど…。

会場の周辺には、6時過ぎからスタジアムに入りきれない市民が続々と集まり、リハーサルが始まる8時前には、周辺道路の歩道橋上には人が殺到。車を止めて歩道に人が集まり、路上駐車で道路が大混雑するなど、大きな混乱を招いた。周辺には警官が配備され、市民の誘導に当たったが、膨大な数の市民がやってきたため、なすすべないという感じだった。

なお、最終リハーサルは、8月2日と5日にも行われる予定となっている。

<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>

■筆者プロフィール:朝倉浩之

奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。

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