<中華経済>五輪期間中の証券取引不具合想定、緊急対応マニュアル発表―中国

Record China    2008年7月31日(木) 16時39分

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7月31日、30日付新浪網によると、中国証券監督管理委員会(CSRC)は30日、北京五輪期間中に証券取引などの情報システムに不具合が生じた場合の緊急対応マニュアルを発表した。適用期間は8月1日から9月30日まで。写真は中国証券監督管理委員会。

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2008年7月31日、30日付新浪網によると、中国証券監督管理委員会(CSRC)は30日、北京五輪期間中に証券取引などの情報システムに不具合が生じた場合の緊急対応マニュアルを発表した。適用期間は8月1日から9月30日まで。専門の対策チームを設けて各取引所に俊敏な対応を指揮し、混乱を最小限に食い止める。中国政府が五輪期間中の金融商品取引市場の安定を全力で維持したい姿勢がうかがえる。

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マニュアルは、証券・商品先物の各取引所や、株式売買を決済する中国証券登記決算公司、中国証券投資家保護基金公司など金融商品取引に関係する12機関の情報システムに不具合が生じ、取引が中断した場合を想定。システムの故障が30分内に修復不可能な場合は、回復するまで30分ごとの現地関連部門への報告を義務付ける。

1時間が経過しても回復しない場合は、現地関連部門が中国証券監督管理委員会に報告。同委が中国証券業協会もしくは中国先物協会に連絡し、協会が同分野の他の取引機関に異常がないかをチェックする体制に入る。同時に不具合があった機関は投資家に状況を知らせ、電話取引や現場取引などの代替手段を提示する。

また不具合が1時間を超える場合は現地関連部門が、1営業日を超える場合は専門の対策チームが故障原因の追及に当たる。(翻訳・編集/HI)

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