Record China 2008年7月31日(木) 18時28分
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7月30日、中国国土資源部が発行する「中国国土資源報」は、国家ぶん川地震専門家委員会が四川大地震の震源となった龍門山断層帯のボーリング調査を実施する予定だと報じた。写真は四川大地震後に都江堰市で撮影された断層。
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2008年7月30日、中国国土資源部(省)が発行する「中国国土資源報」は、国家[シ文]川(ぶんせん)地震専門家委員会が四川大地震の震源となった龍門山断層帯のボーリング調査を実施する予定だと報じた。中国が地震に絡んだボーリング調査を行うのは初めて。成都晩報が伝えた。
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現在、中国地質科学院の許志琴(シュー・ジーチン)院士ら数人の専門家が一足早く現地入りし、掘削する場所などを検討している。同紙の電話取材に応じた許院士は、「今回の調査で、断層帯がずれた過程や地震発生のメカニズムを探り、余震の観測などに役立てたい」と話した。出来れば8月から本格的な調査に入りたいとしている。
一方で、四川省地震局の研究員は、多額の費用がかかることを懸念する。「例えば今年初めに終わった江蘇省のボーリングプロジェクトは、3年の月日と3億元(約45億円)という資金がつぎ込まれた」と指摘。さらに、「今の計測器では、性能上あまり高温には耐えられない」と調査能力自体を疑問視している。(翻訳・編集/NN)
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