2008年7月29日、アメリカの華字紙「星島日報」によると、人気を集めているフローズンヨーグルトのチェーン店「Pinkberry」で使われているカップが中国を侮辱するものだとして、韓国人2人が全国的な抗議運動を呼びかけた。反響に驚いた同チェーンはカップの回収を開始した。中国新聞網が伝えた。

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問題となったのは麦藁帽子をかぶったアジア系の人物を形取ったコップで、皮をむいたオレンジや柚子を帽子の中に入れ、頭を回すとジュースが出てくるというもの。韓国系の法学部生と弁護士はそれを見た途端、抗議をネット上で呼びかけた。

抗議文によると、このコップはアメリカに渡ってアメリカ横断鉄道などの建設をした中国人労働者を彷彿とさせるという。頭を回して果実をしぼればコップは黄色い液体で満たされ、まさに「黄色人種を想像させる」。「黄色人種への侮辱ではないか」という。

2人が呼びかけた抗議運動はインターネット上で拡大。これを見た経営側は「誰を侮辱するものではない」としながらも「お客様の意見は尊重しなければ」として回収に踏み切った。（翻訳・編集/小坂）