Record China 2008年7月28日(月) 18時1分
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北京五輪の入場チケットの最後の売り出しが25日朝9時から行われた。今回は、全て試合会場での発売。売り出されたのは82万枚で、メインスタジアムの国家体育場(愛称:鳥の巣)付近の窓口を中心に、販売された。写真は25日、北京市内のチケット販売窓口。
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最後のチケット争奪戦は今週末…。
北京五輪の入場チケットの最後の売り出しが25日朝9時から行われる。今回は、全て試合会場での発売。売り出されるのは82万枚で、メインスタジアムの国家体育場(愛称:鳥の巣)付近の窓口を中心に、販売される。なお、各競技場でも発売されるが、その場合はその会場の競技のみとなる。支払いは現金かカードで、一回につき一競技一大会日分に限られる。
これまで五輪のチケットが現場発売されたことはなく、全てインターネット、電話、もしくは銀行内に設けられた販売窓口で行われた。今回は最終段階ということで、すでに全て竣工した競技場近くの販売所が「争奪戦」の舞台となる。
チケットの現場発売といえば、今年行われたシンクロナイズドスイミングの五輪予選の際の「チケットフィーバー」は非常に印象的だ。午前10時の発売2時間前から、すでに長だの列ができ、わずか30分ほどで、当日発売分が全て売り切れた。押し合いへし合いの大変な騒ぎで、列のマナーを守らない人たちとの大喧嘩が起きたりと、“白熱した”チケット争奪戦が繰り広げられた。今回は、まさに本番のチケットということで、これにも増して、「壮絶」な行列になることは間違いない。
なお、メインスタジアム群近くのチケット売り場では、国家体育場、国家水泳センター、国家体育館、フェンシング館、五カ松野球場で行われる試合のチケットが購入できる。またそれ以外の各会場でも、それぞれの競技のチケットが販売されることになっている。北京以外で行われるサッカーの予選チケットも当地で買い求めることができるようだ。
<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>
■筆者プロフィール:朝倉浩之
奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。
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