2008年7月27日、中国新聞社は五輪開催国・中国がイラクの五輪参加禁止問題に関する調停者として仲介することを報じた。

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23日、国際オリンピック委員会(IOC)はイラク・オリンピック委員会の資格を停止し、五輪参加を禁止することを決定した。今年5月、イラクは従来のオリンピック委員会を解散しスポーツ青年相を筆頭とする臨時委員会を結成したが、これが「スポーツへの政治介入」と見なされたためだという。

現在、イラク政府とIOCは問題解決に向けて協議を重ねているが、これに中国が調停者として加わることが明らかとなった。しかしIOCのモロー担当官は重量挙げ、柔道、アーチェリー、ボートなどの競技ではエントリーが締め切られイラクの5選手の参加は不可能と発言、期限内に協議が妥結すれば陸上競技2選手のみの参加が認められるとの見解を示した。（翻訳・編集/KT）