中国のサッカー記者が日本人審判を絶賛!「われわれは感謝すべき」―中国メディア

Record China    2017年11月21日(火) 17時50分

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20日、新浪体育は、中国サッカーの国内大会・FA杯決勝戦について「素晴らしい試合になったことを、日本のレフェリーに感謝すべきだ」とする、馬徳興・体壇週報副編集長のコラムを掲載した。資料写真。

2017年11月20日、新浪体育は、中国サッカーの国内大会・FA杯決勝戦について「素晴らしい試合になったことを、日本のレフェリーに感謝すべきだ」とする、馬徳興(マー・ダーシン)体壇週報副編集長のコラムを掲載した。

今年のFA杯決勝は上海上港と上海申花の「上海ダービー」になった。決勝はホーム&アウェイ方式で行われ、19日の第1戦ではホームの上海申花が1−0で勝利した。記事は「ここ1、2年でのベストゲームになった。最終的にどちらが優勝するかはまだ分からないが、まさに国際的な大都市・上海にふさわしいダービーマッチにった」と試合内容を大きく評価している。

その上で「われわれはまず、日本人レフェリーの飯田淳平氏に感謝すべきだと言わざるをえない」とし、「このハイレベルなレフェリーが主審を務めてくれたおかげで、かくもスムーズで、なおかつ互いの力が存分に発揮された試合が実現できたのだ」と飯田氏に最大限の賛辞を送った。

真っ先にレフェリーについて言及した背景には、これまでの上海ダービーがレフェリーの力量不足によって低レベルな試合になっていたことがあるという。馬氏は「ここ2、3シーズンの上海ダービーではイエローカードとレッドカードが大量に出される大荒れの試合になっていた。これはレフェリーのレベルと大いに関係がある」と指摘。19日の試合も激しいぶつかり合いが随所に見られたものの、飯田氏が試合をコントロール。「この日本人レフェリーが『ダービーマッチとはかくあるべき』というものを見事に示してくれた」と評している。

記事はさらに、この試合について「近年の上海ダービーで最も技術や戦術の見どころがあった試合。それ故に、サッカー以外の要素が試合後の議論に持ち込まれなかった。みんなが両陣営の布陣や指揮に集中することができ、ダービーマッチの醍醐味(だいごみ)が味わえた。しかも、これが中国サッカー協会によるFA杯の決勝で実現された意味は大きい」と論じた。(翻訳・編集/川尻

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