「台湾共産党」を承認、申請から14年―台湾

Record China    2008年7月22日(火) 9時57分

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21日、1994年に台湾政府に申請された「台湾共産党」の成立が、14年の歳月が経過した先月ようやく承認され、20日に台湾西南部の台南県で「台湾共産党」の成立セレモニーが開催された。写真は06年、中国共産党の創立85周年イベント。

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2008年7月21日、台湾の「聯合報」の報道によると、1994年に台湾政府に申請された「台湾共産党」の成立が、14年の歳月が経過した先月ようやく承認され、20日に台湾西南部の台南県で「台湾共産党」の成立セレモニーが開催されたという。「中新網」が伝えた。

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台湾当局によると、王老養(ワン・ラオヤン)氏が1994年に「台湾共産党」の成立を申請したものの、「人民団体法」に基づき承認を見送ってきた。しかし先月になり「政治的な要素によって民間団体の設立を拒否すべきではない」という理由で承認に踏み切ったという。

20日、台南県で行われた党成立セレモニーには党員30数人が参加し、王氏を初代党主席に選出するとともに、党則の草案を決定した。同党によると、党員は約2000人、そのうち入会費を収めている党員は約70人だという。王主席は「わが党は社会主義路線を歩み、台湾の福祉と相互扶助を進め、社会問題を解決して行きたい」と抱負を語った。

なお、今回成立した「台湾共産党」は、歴史上の「台湾共産党」(1928年結成)と同名であるものの無関係で、また中国共産党とも関係はない。(翻訳・編集/HA)



   

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