<北京五輪・関連>大統領が開会式参加へ=「中国の誠意に感動」―イスラエル

Record China    2008年7月22日(火) 10時20分

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19日、イスラエルのペレス大統領が今月10日に北京五輪開会式出席を表明した裏には、中国政府が同大統領のために特別な便宜を図ったことに対する返礼の意味があるという。写真は開会式が行われるオリンピックメインスタジアム「鳥の巣」。

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2008年7月19日、中国の「新華網」は今月10日にイスラエルのペレス大統領が北京五輪開会式出席を表明した件について、同国メディアの報道を紹介した。

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10日付の「Haaretz」紙によると、開会式当日の8月8日はユダヤ教の「安息日」金曜日であるため、すべての生産活動が禁じられ車に乗ることもできない。このためイスラエル大統領府はいったん欠席する旨を中国側に伝えたが、中国政府は同大統領のため特別に開会式会場のメインスタジアム「鳥の巣」から200mしか離れていないホテルを手配。当日同大統領が会場まで歩いていけるよう考慮したという。

この中国側の誠意ある対応に、ペレス大統領本人も感動。「両国の経済と文化、安全保障面での結びつきが強まるなかで、イスラエルと中国の関係強化が必要だ」と話した。イスラエル外務省関係者も、大統領の北京五輪開会式出席は「特別重要な象徴的意義を持つ」と述べ、同大統領が中国との友好関係の「建設者となり目撃者にもなる」と語った。(翻訳・編集/本郷)

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