日本のブランド米、売れ行き不振?―中国

Record China    2008年7月17日(木) 18時22分

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17日、日本が中国に輸出している日本米のうち約3割が売れ残っているという。写真は日本米を販売するデパート。

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2008年7月17日、「環球時報」によると、日本が中国に輸出している日本米のうち約3割が売れ残っているという。

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日本米の輸出は、中国の富裕層をターゲットにしていたが、中国国内での販売価格が中国産米の数十倍もするため、売れ残りの現象が見られることとなった。

中国で販売が開始しているのは、新潟産コシヒカリと宮城産のひとめぼれ。コシヒカリの商標が中国ですでに登録済みのため、「日本産米」の表記での販売となった。販売価格はコシヒカリが2kg198元(約3000円)、ひとめぼれが2kg188元(約2800円)。中国の標準米の20倍以上の値段となった。

07年7月、北京と上海で合計24tの米が販売され、売り切れとなった。その後、100tが追加され、北京、上海、天津広州など13都市で販売された。関係者の話によると、日本米は08年2月、中国旧暦のお正月を終えてから売り上げが滞った。6月末までに、約30tが売れ残っている。日本の農林水産省の担当者は、07年に中国で初めて日本米が販売された際に売れ行きがよかったのは、中国メディアがこぞって報道したことで注目され、一般市民の間で話題となったことが原因と分析している。また、旧正月前後に企業などが顧客や社員への贈答用として日本米を購入しているが、一般庶民が自ら購入することは未だ少ないという。(翻訳・編集/MM)

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