<調査>子供の世話は「祖父母」が約半数、「躾」に悩む若い両親―中国

Record China    2008年7月17日(木) 11時6分

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15日、共働きが当たり前の中国では、両親に替わって孫の世話をする祖父母の姿を良く見かける。このほど行われた実態調査でも、半数近くが子供の預け先を「祖父母」と答えた。だが、躾が至らないケースも多く、若い両親の「頭痛のタネ」にもなっている。資料写真。

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2008年7月15日、共働きが当たり前の中国では、両親に替わって孫の世話をする祖父母の姿を良く見かける。このほど行われた実態調査でも、半数近くが子供の預け先を「祖父母」と答えた。だが、孫可愛さゆえ躾が至らないケースも多く、3分の2の若い両親が「頭の痛い問題」と悩んでいる。北京晩報が伝えた。

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中国では産後数か月で職場復帰した後は、子供の世話全般を祖父母に任せて自分はバリバリ働くという女性が多い。このほど米系粉ミルクメーカーの「雅培(Abbott)」が上海、北京、広州の3大都市、計2000戸を対象に行った実態調査でも、子供の預け先を「祖父母」とした家庭が49.9%で最も多かった。中には平日は子供を祖父母宅に預けっぱなしにし、週末だけ引き取るケースも少なくない。

多くの子供は小さい頃から両親と過ごす時間が非常に少なく、調査では「1日3時間以下」と答えた家庭が6割にも上った。育児問題に詳しい専門家によると、祖父母は孫可愛さゆえ厳しく「躾」をすることが難しく、子供は大事にされすぎてしまう。そのため、「出来るだけ両親自らが子供と時間を共にし、食事や遊びを通じて躾を行うことが望ましい」と訴えた。(翻訳・編集/NN)

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