Record China 2008年7月16日(水) 17時46分
拡大
7月15日、「印刷ミスではないか?」との声が高まる北京五輪開催記念10元札だが、発行元の中国人民銀行は沈黙したまま。世間では問題の10元札が6000万枚増刷されるとの噂まで出現。写真は記念10元札。
(1 / 6 枚)
2008年7月15日、北京五輪開催記念紙幣の10元(約150円)札に重大な印刷ミスがあると大騒ぎになっている中国だが、発行元である中国人民銀行はいまだ何のコメントも出していない。「新民晩報」が伝えた。
【その他の写真】
問題の10元札正面中央に印刷された五輪メインスタジアム「鳥の巣」の背景には、北京市のシンボル「天壇公園祈年殿」のシルエットが重ねて印刷されているのだが、その頭頂部が紙幣上部で切れており、その切れてなくなった部分が紙幣下部に出現している。
この10元札の発行枚数は600万枚だが、配布方式や流通経路には不可解な点が多すぎると銀行への不信感を口にする市民も。専門家は1990年と1996年にも同様の印刷ミスが1元札に見つかったと指摘。今回の10元札も印刷段階の単純ミスだと見ている。この10元札は交換開始と同時にインターネットオークションで高値がつけられ、現在も価格は上昇中。このためネット上では「銀行側、6000万枚を急きょ増刷」との噂が流れた。中国人民銀行は増刷説については即座にこれを否定したが、メディア各社から問い合わせが殺到している肝心の「印刷ミス」については沈黙を続けている。(翻訳・編集/本郷)
この記事のコメントを見る
Record China
2008/7/13
2008/7/10
2007/8/8
2007/9/7
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る