Record China 2017年11月13日(月) 18時40分
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13日、韓国テニスの期待の若手、鄭現が21歳以下の選手を対象としたネクスト・ジェネレーションATPファイナルズで優勝を果たした。資料写真。
2017年11月13日、韓国テニスの期待の若手、鄭現(チョン・ヒョン)が21歳以下の選手を対象としたネクスト・ジェネレーションATPファイナルズで優勝を果たした。韓国人選手がプロテニスツアーで優勝するのは2003年の李亨沢(イ・ヒョンテク)以来、14年ぶりのことという。韓国・MBCなどが伝えた。
世界ランキング51位の鄭現は11日(現地時間)、イタリアのミラノで開かれたネクスト・ジェネレーションATPの決勝戦で、世界ランキング37位のロシアのアンドレイ・ルブレフを3−1(3−4、4−3、4−2、4−2)で下し、自身初となるツアー優勝を果たした。
鄭現は優勝後のインタビューで「優勝できると思っていなかったので言葉が見つからない。両親や大会関係者、応援してくれたファンに感謝している」と述べた。
昨年1月には世界ランキング51位を記録して好調な滑り出しを見せたが、本格的にツアーへ参戦し始めてからサーブやフォアハンドショットの弱点が露呈しスランプに陥り、ランキングは100位圏外にまで転落していた。しかし今年に入って新しいコーチを迎え、メンタル面の強化に励むなどして再び調子を取り戻していた。その後、世界1位のラファエル・ナダルや錦織圭などと対戦して試合運営能力を向上させていき、今年9月には自己最高の44位を記録していた。
この報道に、韓国のネットユーザーは「素晴らしい。感動で涙が出た」「正直なところ、アジア人がテニスで良い成績を収めることは体格的に容易じゃない。今回の快挙は本当にすごい」「韓国テニスの歴史を塗り替える選手だ」などと感激した様子を見せている。
そのほか、「実力が急上昇した最大の要因はナダル、錦織と対戦できたことにある」と分析する声や、「良いコーチに巡り合えれば世界10位も夢じゃない」「より強いサーブとテクニックを身につければ錦織圭を超えてアジア最高の選手になれる。今後が本当に楽しみ」などさらなる活躍に期待する声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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